ファミ通 クロスレビューまとめ：4,318本のデータから見る平均点や殿堂入りの割合

　この記事では、「週刊ファミ通」のクロスレビュー4,318本分のデータを元に、点数ごとの本数や平均点。各殿堂入りの割合などをまとめています。

　全機種の合算データと併せて、プラットフォームごとの個別データも掲載。一覧では、フィルタやソート機能も備えているので、特定タイトルの詳細やシリーズの傾向などもチェック可能です。

参照データ

　2021年12月7日時点で「週刊ファミ通」の公式サイトに掲載されているクロスレビュー4,318本 2021/12/12【最新号から過去ログまで】ファミ通のクロスレビューをネットで読む方法

【全機種】点数ごとの本数と割合

　ボリュームゾーンになっているのは32～28点で、全体の半分以上を占める2,300本(53.27%)が該当します。レビュアー4名の平均が8～7点の範囲で、個人点数の多くが8点、7点という傾向がうかがえました。

　ボリュームゾーンから上下に「平均9.3以上」「平均8.3以上」「平均6.8未満」「平均5.8未満」で、本数の区切りが発生している点も目に付きます。いずれも、1名以上が10点、9点、6点、5点以下を付けなければ超えない境界です。

　特に、「平均9.3以上」は最低でも1名が10点を付ける必要があり、該当は209本(4.94%)と限られていました。同様に、誰かが5点以下を付けた「平均5.8以下」も140本(3.31%)となっています。

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【PS4】点数ごとの本数

【PS3】点数ごとの本数

【PS Vita】点数ごとの本数

【Switch】点数ごとの本数

【Wii U】点数ごとの本数

【Wii】点数ごとの本数

【3DS】点数ごとの本数

【Xbox One】点数ごとの本数

【Xbox 360】点数ごとの本数

※「PS5」「Xbox Series X」は対象タイトルが100本に満たないため未作成

【全機種】個人点数の詳細と点数差

　個人点数に分けて見てみると、大半が8点と7点で占められており、前述したボリュームゾーンの形成も納得の内訳でした。公式に『一定の水準に達していて、標準的な完成度であると判断したゲームに対して、基準となる7点を設定』と記載されているため、基本は「標準的な完成度」以上と評価されています。

　4名の評価に生じる点数差についても算出したところ、多くは「1点差」になっています。「同点」と「2点差」はほぼ同数で、「3点差」以上はかなり限られていました。ちなみに、最も多い組合せは[7/8/8/8]の31点です。

【全機種】平均値は30.5点、中央値は31点

　4,318本の平均値は30.5点、中央値は31点でした。左右対称に近い分布から、両者の差はほとんどありません。平均値をプラットフォーム別で見ると、PS3の31.9点が最も高く、Wiiの28.3点が最も低くなっています。

【全機種】各殿堂入りの本数と割合

　ファミ通のクロスレビューでは、点数によって「殿堂入り」の栄誉が付与されます。基準は40～35点が「プラチナ殿堂」、34～32点が「ゴールド殿堂」、31～30点が「シルバー殿堂」です。

　それぞれの比率を見ると、プラチナ殿堂は619本(14.4%)で最も少ない数字です。しかし、「ゴールド殿堂」が1,072本(24.8%)に対して、「シルバー殿堂」は908本(21.0%)と、ゴールドとシルバーでは上位殿堂の方が多く選出されています。

　さらに、30点未満の「殿堂なし」は39.8%しか存在せず、「殿堂入り」「殿堂なし」で比較すると、殿堂入りしていない方が少数派という状況でした。

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【PS4】各殿堂入りの本数と割合

【PS3】各殿堂入りの本数と割合

【PS Vita】各殿堂入りの本数と割合

【Switch】各殿堂入りの本数と割合

【Wii U】各殿堂入りの本数と割合

【Wii】各殿堂入りの本数と割合

【3DS】各殿堂入りの本数と割合

【Xbox One】各殿堂入りの本数と割合

【Xbox 360】各殿堂入りの本数と割合

※「PS5」「Xbox Series X」は対象タイトルが100本に満たないため未作成

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