リマスターとリメイクの違いとは?ゲーム初心者でも分かるように解説

 この記事では、「リメイク」と「リマスター」の違いについて、参考になるタイトルを交えながら解説しています。「移植」との関係性も説明しているので、併せて参考にしてください。

リマスターの指標と参考タイトル

 過去の作品を最新技術でリマスタリング(再処理・再調整)したものがリマスター版です。ゲームの場合、映像を高解像度化するパターンが多く、「HDリマスター」と呼ばれる作品もあります。若干の新要素追加や修正が行われる場合もありますが、基本的なプレイ体験は同じです。

 主なリマスタータイトルとしては「FINAL FANTASY 零式 HD」「biohazard HD REMASTER」「アサシン クリード ローグ リマスター」「DARK SOULS REMASTERED」「ゼノブレイド DE」などが挙げられます。

リメイクの指標と参考タイトル

 過去の作品を、1から作り直したものがリメイクになります。2D作品が3D作品になったり、キャラクターデザインが変更されたりと、大きく様変わりすることが多いです。ゲームシステムの刷新やストーリーが追加・変更されるリメイクもあって、プレイ体験が別物になる場合もあります。

 主なリメイクタイトルとしては「FINAL FANTASY VII Remake」「聖剣伝説2 SECRET of MANA」「かまいたちの夜 輪廻彩声」「新・世界樹の迷宮」「バイオハザード RE:2」などが挙げられます。

「移植」と「リマスター」「リメイク」の関係

 「移植」とは、すでに発売している作品を、異なるプラットフォームでも発売することを指します。「家庭用向けタイトル」の「PC版」発売や、その逆パターンが多いです。

 「リメイク」は作品を作り直すので「移植」と両立しないのに対して、異なるプラットフォームで発売した「リマスター」は、「リマスター移植版」と呼称されることがあります。

リメイクとリマスターを完全に見極めるのは難しい

 主な指標と、参考として分かりやすい作品を例に挙げたものの、全てのリマスター・リメイクが当てはまるわけではありません。どこまで作り直せばリメイクになるのか基準が存在しないため、一部のみ作り直した作品をどちらで呼称するかの判断はメーカー次第になります。

 リマスター・リメイクは手段であって結果ではない点にも注意が必要です。例えば、PS4版「ワンダと巨像」は、1から作り直して大幅な映像強化が行われました。しかし、本質が大きく変わったわけではないため、比較動画で違いを明確にしなければ、リマスターと混同しやすいパターンも存在します。

さいごに

リメイクとリマスターの比較画像

 リマスターとリメイクに明確な境界線は存在しないものの、大まかな基準は把握できたかと思います。過去の名作をリマスター・リメイクしたタイトルが増える中、作品理解の参考になれば幸いです。