この記事では、PlayStation Storeで販売されているゲームのジャンルを抽出・分類して、ジャンル別の発売本数をまとめています。
併せて、複合ジャンルの上位10パターンも集計したので、興味のある方は是非チェックしてみてください。
ジャンル別本数の抽出ルール
PlayStation Storeに掲載されているタイトル5469本の、個別ページに掲載されているジャンルをカウントしました。
最大で3つまで掲載されている場合があり、「RPG,アクション」なら「RPG」と「アクション」を、それぞれ1カウント。「RPG,アクション,RPG」と同じジャンルが複数記載されている場合は、重複分を除外しています。
PS Storeのジャンル別本数一覧
本数 | ジャンル |
---|---|
1,940 | アクション |
1,432 | アドベンチャー |
643 | RPG |
554 | シューティング |
559 | アーケード |
498 | パズル |
492 | シミュレーション |
294 | カジュアル |
247 | ストラテジー |
205 | 格闘 |
225 | ドライビング/レース |
219 | その他 |
205 | スポーツ |
165 | ホラー |
146 | ファミリー |
136 | シミュレーター |
73 | リズムアクション |
71 | 脳トレ |
63 | パーティー |
56 | クイズ |
40 | 教育 |
34 | 成人 |
16 | ボードゲーム |
6 | フィットネス |
最も多いジャンルは1,940本の「アクション」で、全体の4割近くを占めています。リアルタイムでゲームが進行するタイトルなら、基本的にはアクション性が存在するため、単独だけでなく他ジャンルとの複合も多いジャンルです。
次いで多いのは1,432本の「アドベンチャー」です。こちらはノベルゲームとしての「アドベンチャー」、冒険という意味合いの「アドベンチャー」、2つの意味を持っているため件数が多くなっているようでした。
3番目には「RPG」が並んでいるものの、643本に留まっており、「アクション」や「アドベンチャー」に比べて大きく差が開けられていました。「RPG」も定義に幅のあるジャンルですが、ボリュームが求められがちなところもあり、そもそもの発売本数が少ない点も影響していると考えられます。
4番目以降は、ジャンルの定義が明確に定まっている物、またはニッチなジャンルです。少し分かりにくいですが、「アーケード」は、アーケードアーカイブスを筆頭とした、アーケードゲームの移植に付けられているジャンルになります。
複合ジャンルの上位10パターン
本数 | ジャンル1 | ジャンル2 | ジャンル3 |
---|---|---|---|
353 | アクション | アドベンチャー | |
229 | アクション | アーケード | |
157 | アクション | RPG | |
112 | アクション | シューティング | |
85 | シミュレーション | シミュレーター | |
68 | アドベンチャー | パズル | |
61 | アクション | アーケード | シューティング |
56 | アクション | アドベンチャー | RPG |
53 | アーケード | シューティング | |
50 | アドベンチャー | RPG |
「アクション」を含めた複合ジャンルが多く目立ち、上位10パターンだけで968本もありました。3ジャンル複合は少ないものの、単独のトップ3を複合させた物と、「アクション/アーケード/シューティング」がランクインしています。
意外と多かったのは「アーケード」を含めた複合ジャンルです。こちらはアーケードゲームとして稼働していた都合上、ゲームデザインが「アクション」や「シューティング」に偏っていたことが要因と考えられます。