日本国内に拠点を置くインディースタジオ、「Cherrymochi」が開発するホラーアドベンチャー「東京ダーク」のKickstarterプロジェクトが始まりました。WindowsとMac向けの横スクロール・ポイント＆クリック形式のミステリーアドベンチャーとなっており、「Square Enix Collective」で支持率94%を達成した期待の作品です。
※Square Enix Collectiveとは、スクウェア･エニックスが海外で運営する、インディー支援プロジェクトです。実際に支援を募る前に、プロジェクトアイディアを公開してユーザーからフィードバックを収集。評価が高ければスクウェア･エニックスからサポートを受けられるサービスとなっています。
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現実と非現実が混じり合うダークミステリー
伊藤刑事のパートナーが行方不明となった。初めは単純な事件かと思われたが、やがて複雑かつ怪奇な様相を見せ始める。伊藤刑事は自身の過去と対面し、その正気を保とうとする。
東京の地下にはたして本当にドアは存在するのか。闇に潜む影は本物なのか。彼女は過去にとらわれ身動きが取れないのか、それとも正しい選択をしたと信じるべきなのか。
探索･謎解き要素だけでなく、主人公にはSAN値（正気度）が存在。行動や選択によって会話分岐とマルティエンディングが用意されているようです。「何を信じれば良いのか分からなくなる」ようなストーリーに興味が湧きます。もちろん日本語でプレイできる予定です。
日本ユーザーに向けたKickstarter日本語版ページも公開
国内に拠点を置き、日本人スタッフも在籍するスタジオのため、国内ユーザーからの支援も積極的に募集しています。Kickstarter公式と同内容の日本語版が用意されており、閲覧すれば一通りの情報を得ることができます。
リワードも日本語で解説されているため、記事を書くに当たり翻訳する必要もありませんでした。Kickstarterへの支援方法も解説にリンクが用意されているので、初めての方でも安心です。
既に目標金額に到達してストレッチゴールも続々と達成中
この記事を書いている時点で目標の40,000CADに対して、80,000CADの支援が集まっています。ストレッチゴールの内容は「チャプター」「エンディング」「ボイスオーバー」などの追加です。興味を持った方は支援することで、よりよい作品に仕上がっていくことでしょう。
さいごに：完成は2016年10月を予定されています
ゲームの入手だけなら$15CAD(1500円)で済むため、Kickstarterに慣れていない方でも手を出しやすいと思います。ちなみに私はベータアクセスの付いた$25CAD(2500円)を支援しました。Kickstarterプロジェクトの例に漏れず、開発は長期間を予定していますが、ベータアクセスやフォーラムの開設など、段階的に楽しめるプロジェクトになりそうです。