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シングルプレイでこんなに面白い「狩りゲー」は初めてです
周りにプレイしている人が居ないのでシングルのみの感想ですが、それでも時間を忘れて遊んでしまうほどに面白い。高評価だった体験版を遙かに上回る、魅力的な作品に仕上がっています。独りぼっちの狩りゲーと言う事で楽しめるのか不安でしたが、これは完全に杞憂でしたね。
ゲームを彩る様々な魔法! 大魔法! 超魔法!
使える魔法は優に100種類以上。どの魔法を討伐に持ち込むか悩むのも、本作の楽しみ方の一つです。新魔法はクエストをクリアしていくだけで、どんどん増えていくので過剰な収集作業等も不要。純粋に魔法によるアクションを楽しみつつ、テンポ良くゲームを進めて行く事が出来ます。
プレイヤーと対峙するのは、人より生まれし魔物達
ケルベロスやグリフォンと言った、誰でも聞いたことの有る魔物が待ち受けるクエスト。多種多様な攻撃で苦しめてくる魔物を相手に、魔法で大立ち回りを行えるのは本作最大の魅力ですが、アクションが純粋に面白い。倒したら倒した分だけ成長するのが実感出来るのも好感触。
生贄か救済か、大きく別れるプレイスタイル
倒した敵の命を救うかどうかはプレイヤー次第。選択によって攻防にポイントが加算され、右手は成長していきます。高レベルになるほど必要なポイントも多くなるので、同じポイントなら均等に上げた方が総合レベルは高くなります。しかし、属性を偏らせる事で追加効果が発生するのも面白いところ。
ぼっち魔法使いkamiaさんは生贄派スタイルです
『紙装甲でも当たらなければ問題無い』 基本的に初見モンスター相手に高確率で死んでいますが、ワンミス即死のドキドキ感を楽しんでいます。ちなみに人型モンスターは全て生け贄に捧げているので、マルチプレイどころかNPC同行者すら増えません。召喚魔法だけが仲間だけど寂しくないよ!
過去を追体験していく事で進んでいくメインストーリー
マーリンに捕まり死を待つだけのプレイヤーが魔道書と出会い、追体験を通して物語の背景を知っていく本編。ビジュアル的には地味でも中身は濃厚。巧みにプレイヤーへ語りかけて感情移入させる内容は、グラフィックに頼らずともゲームストーリーをここまで上手く魅せられるのかと感じましたね。
多彩なサイドストーリー・マルチ対応フリークエスト
発売前にDLCでクエストを増やして行くと言う話を聞いて不安でしたが、製品版だけでも充分過ぎるボリューム。ジャンル的に必要な時間はプレイヤースキルに左右されるものの、全ミッションをクリアするには相当な時間を要するかと思います。加えてマルチ対応で何度も遊べる要素付きです。
全ての記憶を追体験した時、プレイヤーを待ち受ける運命とは
本作ではストーリーの仕様上、いつでもマーリンに挑む選択肢が用意されています。しかし、他のクエストと違いこれだけはやり直しの効かない現実の出来事。選んだ後に何が起こるのか、それを知ることが出来るのは、全てを賭けてマーリンに挑戦すると決心したプレイヤーだけです。