イベントで配信された実況解説付きのアーカイブ動画の中から、あまりRTAを見たことがないという方でも楽しめる、おすすめの動画をピックアップしてみました。見せ場の多いタイトルや、インパクトの強いグリッチを使用しているタイトルが中心です。
掲載している動画は一発撮りで最速ではないため、各タイトルの「speedrun.com」へのリンクも用意しています。世界最速のRTAを見てみたい方は、解説付き動画と併せて視聴してみてください。
目次で流し読み
スーパーモンキーボール2
サルの入ったボールを転がしてゴールを目指す、シンプルながらも高難易度のゲーム。全100ステージのクリアタイムを競います。いずれのステージも驚くようなテクニックの連発で、100回スーパープレイが見られるといっても過言ではありません。息つく暇もない疾走感に魅入ってしまうRTAです。
ワンダと巨像
PS4版「ワンダと巨像」のボスラッシュRTAです。16体の巨像を順番に倒していき、タイムを競います。自由度が高いこともあって、洗練されたアクションと、予想も付かない攻略法はインパクト抜群です。私がRTAの視聴にハマったのも、PS2版「ワンダと巨像」のRTAを見たことが切っ掛けでした。
ドンキーコングジャングルビート
「タルコンガ」という特殊なコントローラーで挑戦するRTA。激しいプレイになるため、テクニックだけでなく、体力も要求されます。走者映像付きの配信が面白いです。通常のコントローラーでもプレイ可能ですが、「タルコンガ」でしかできないグリッチがあるので、みんなタルを叩いて走ります。
ゼルダの伝説 風のタクトHD
ゼルダの伝説は、RTAの中でも大人気のシリーズです。その中でも風のタクトは開幕から無茶苦茶の連続で、デフォルメされたキャラクターたちの見た目とあいまって、かなりシュールな面白さを見せてくれます。同じ走者の1時間切り文字解説動画も必見です。
勇者30 SECOND
30秒以内に主人公を鍛えて魔王を倒す。ゲーム自体がタイムアタックのようなタイトルが、さらに加速するRTAです。展開が早すぎて、実況解説があっても理解が追いつかない超速プレイが続きます。
聖剣伝説2
バグが多いことで有名なタイトルですが、RTAではバグを活かした様々な方法で時間短縮を図ります。カテゴリーも1人で2つのコントローラーを使用する「1 player 2 controller」とかなり特殊です。イベントでは思いがけないハプニングが発生するなど、予想も付かないプレイが繰り広げられます。
世界樹の迷宮II 諸王の聖杯
「世界樹の迷宮」のRTAは、特定の手順でプレイすることによって乱数を固定させて、全て計画通りに攻略を進めていきます。成功すれば、最初から最後まで神がかったような戦いの連続です。言うは易く行うは難し、1ミスも許されないプレイングが要求されるため、イベントの一発撮りでは攻略断念になることもあります。
サガフロンティア エミリア編
7人の主人公が登場するサガフロンティアは、主人公ごとにRTAが行われています。複数の乱数から、閃きシステムの乱数調整を駆使して戦う攻略は、成功したときの見栄えが抜群です。戦闘回数を最低限に抑えるため、スムーズに避けていくエンカウントシンボル回避も見どころの1つでした。
スーパーマリオ ヨッシーアイランド
実況解説があっても何をやっているのかわからない、謎の儀式でエンディングを呼び出すRTAです。「Credits Warp」と呼ばれるカテゴリで、詳しくはRTAPlay!の解説記事「エンディング呼び出しRTAについてまとめました」を読んでいただけると、ある程度は理解できるかもしれません。
さいごに
今回は、私がお気に入りの動画をピックアップしましたが、世の中には様々なRTA動画が公開されています。特に、自分自身がプレイした経験のあるタイトルなら、RTAを見ることで世界が変わることもあるので、興味が有ればチェックしてみるのもおすすめです。
解説不要で世界最速が見たいなら「speedrun.com」。日本人による解説付き動画が見たいなら「ニコニコ動画:解説付きRTAPart1リンク」。ゆっくり解説なら「ニコニコ動画:biimシステムpart1リンク」。今回ピックアップしたようなイベント実況なら「Japanese Restream」「RTA in Japan」から探してみると良いでしょう。