ジャンル | クイズゲーム |
---|---|
ハード | PlayStation |
発売日 | 2011年7月27日 |
発売元 | カプコン |
開発元 | カプコン |
公式サイト | リンク |
1996年にカプコンから発売されたクイズゲーム「QUIZなないろDREAMS 虹色町の奇跡」のレビュー記事です。すごろくx恋愛xクイズゲームという複合ジャンルとなっており、20年前の作品とは思えないヒロインたちのかわいさに、クイズ・恋愛どちらも楽しむことができました。
目次で流し読み
世界を救うため、恋とクイズの6か月
ゲーム進行は、ルーレットを回して日付を進めていくすごろく形式です。マス目によって女の子との出会いやイベントが発生。どんな展開でも基本的にはクイズが始まって、正解していくと好感度が上がります。それを繰り返しながらヒロインたちと仲良くなって、半年後に復活する魔王から世界を守る奇抜なストーリーです。
ルーレットは4回中2回まで目押し可能となっており(残りの2回は半分の確率で失敗と強制的に失敗)、ある程度は好きなマスに止まることができます。女の子マスを狙い撃ちや、失敗のタイミングをうまく調整することが重要になり、決して運ゲーではありません。
意中の女の子と仲良くなるためには多くのマスに止まらなければなりませんが、クイズで不正解になるとライフが減ってしまいます。かといって、好感度を上げずに先へばかり進むと寂しい結末が待ち受けているため、出目調整と同時に正解率が求められる、絶妙なバランスに仕上がっています。
20年の歳月が大幅に難易度を上げている出題内容
様々なジャンルから約6,000個の出題が用意されているのですが、内容はとても古いです。一般常識や社会系は何年経っても変わらないとはいえ、当時のトレンドやスポーツ・芸能系は難問と化しています。ジャンルセレクトで「最近のアニメ」を選んだら、TV版エヴァンゲリオンが出題される時代でした。
12歳の幼女から担任教師まで、個性豊かな9人のヒロイン
それぞれ個別のストーリーが展開され、メインイベントを最後まで見てからクリアすることで、エンディングにたどりつくことができます。二昔前のグラフィックですが、かわいくて魅力的なヒロインばかりです。実は「魔法少女」「宇宙人」など、一風変わった設定が用意されている点も特徴の1つになっています。
ちなみに、私はレビューを書く前に4人クリアしましたが、順番はロッテ>妖精さん>真由美>サキでした。一番好きなヒロインは妖精さんです。人間ではない点と食生活(閲覧注意)を除けば、本作でも屈指のヒロインだと思います。
ゲームアーカイブスにて617円で販売中
PSP、PSV、PS3、いずれかのハードを持っていればプレイ可能です。クイズの出題内容を除けば色褪せない名作。最新ハードでリアルよりも美しいヒロインも良いですが、虹色町で恋とクイズの6か月を楽しむのもおすすめしたいところです。
さいごに:公式ガイドブックも購入しました
周回プレイをしていたら、勢い余って注文。中古良品でゲームより高く付いたものの、ゲームプレイだけでは分からないことや裏設定が掲載されていて満足の一冊です。攻略情報も載っているので、参考にしながら残りのヒロインもクリアしていきたいです。
ふだんは最新作ばかりプレイしてレビューを書いていますが、たまには昔の名タイトルを遊んでみるのも良いものですね。