システムソフトウェア Ver4.50で追加された機能「ブーストモード」に加えて、システムソフトウェア Ver5.50より「スーパーサンプリングモード」が実装されました。
似ているようで大きく異なる2つのモード。今回は自分の備忘録も兼ねて、各モードのメリットと注意点、設定方法を記事にまとめました。
ブーストモードの主なメリットと注意点
PS4 Proに正式対応していないタイトルのパフォーマンスを上げるモードになります。主に、PS4 Proの発売日(2016年11月10日)より前に発売されたタイトルが対象です。「フレームレートの向上」「フレームレートの安定」「ロード時間の短縮」などが期待できます。
タイトルによっては予期しない動作が生じる場合があるとのことで、その場合はオフにして遊ぶことになります。なお、「PS4」と「PS4 Pro」を比べた際の画質向上とは別物なので、ブーストモードを切ったからといってPS4の画質になってしまうといったことはありません。
ブーストモードの設定方法
- ホーム画面から「設定」を選択
- 「システム」を選択
- 「ブーストモード」にチェックを入れる
- 設定完了
スーパーサンプリングモードのメリットと注意点
2K以下のディスプレイでプレイしている場合において、ゲームの画質を向上させる機能です。具体的には「ジャギーをなめらかにする」効果があります。劇的な変化というわけではなく、比較して実感できる程度なので、過度の期待は禁物です。
既に同等の効果が反映済みのタイトルもあって、全てのタイトルに有効というわけではありません。フレームレートに影響のでるタイトルも存在するとのことで、予期しない動作が生じる場合には、オフにして遊ぶことになります。
スーパーサンプリングモードの設定方法
- ホーム画面から「設定」を選択
- 「サウンドとスクリーン」を選択
- 「映像出力設定」を選択
- 「スーパーサンプリングモード」を選択
- 「スーパーサンプリングモードを有効にする」にチェック
- 「OK」を選択して設定完了
さいごに
2つのモードには、どちらも注意点が記載されていますが、基本的には常にオン状態で遊んで問題ありません。もし何か不自然な動作が発生したら、片方ずつオン/オフを試して原因を確認しましょう。