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ついにPS Vita作品を大画面でプレイ出来る時代が来ました!
通常本体とは別ハードと少々特殊な形式にはなりましたが、遊び方の幅が広がった事に違いはありません。今回はコントローラーとメモリーカードが同梱されたバリューパックを購入。白いDUALSHOCKと本体を並べてみましたが名刺ケースサイズで、据え置きハードなのに無くしてしまいそうな小ささですね。
試しに体験プレイとして「GOD EATER 2」を起動
上が「PS Vita」 下が「Vita TV」です。基本的な画質は同等ながらも、大画面向けに映像サイズがアップコンバートされているので、Vita TVの方が細かい部分まで良く見える印象。明るさの違いは設定差ですね。操作面では両ハードのボタン構成が近いので、特に違和感なく遊ぶ事が出来ました。
タッチパネルをショートカットとして利用するゲームは注意
例えば「GOD EATER 2」では”画面の四隅に触れる事で特定メニューを表示”が可能。これによって忙しいアクションの最中にも素早くアイテムや指示を出す事が出来ます。こう言ったタッチパネルでショートカット操作する機能は、タッチパネルの無いVita TVで活用するのが難しい。
実際、多用していたショートカットが使えないお陰でGE2の体験プレイは散々なプレイにりました。中途半端に使わない操作に慣れてしまうと、今度はVitaへ戻った時に困る事になるので、タッチパネルを多用する作品の場合は無難にPS Vitaで遊んでいる方が良さそうです。
「シェルノサージュ」など非対応タイトルは起動すらできません
タッチポインターを利用する事で、簡易とは言えタッチパネル機能を使えるとは言え、全てのタイトルに対応している訳ではありません。タッチパネル操作オンリーや、先に挙げたショートカットとして多用するタイトル等は「Vita TV」非対応の場合が有るので、プレイ前に公式サイトの対応タイトル一覧のチェックは必須です。
Vita TVの発売に対応してSENアカウント認証台数を3台に増加決定
凄く助かります。既に「PS Vita」を2台持っているので、据え置きながらも携帯機扱いの「Vita TV」をどうやって接続しようか悩んでいたところ、今回の上限増加によって3台とも繋がると言う事で安心です。PlayStation Plus会員ならオンラインストレージでセーブデータの共有が可能なので、ハードの台数が増えても管理は楽ですね。
今後は作品や環境によってPS Vitaと使い分けていきたい
PS Vitaの利点は利便性の高さ。外出中や家の中のどこに居てもプレイ可能で、スリープ・再プレイも手軽に行う事ができます。タッチパネルを含めた操作性なら、こちらの方が一枚上手です。対してVita TVの利点は大画面出力。併せて操作だけに機能を絞り込んだコントローラーによるプレイで、タッチパネルに目を瞑れば遊びやすいです。
個人的なVita TVの利点として挙げたいのは、キャプチャーが容易になった事でしょう。PS3などの据え置きハードと同様にキャプチャー出来るのはスクリーンショットの準備に助かります。比べてみると一長一短の両者といった感じですが、今後は遊ぶ作品によって上手く使い分けて行こうと思います。