久しぶりにライアーソフト作品をプレイしました。前にプレイしたのは2002年の腐り姫以来なので実に10年ぶり。もちろんスチームパンクシリーズに手を出すのも初めてなので、世界観共有部分に関しては一切解りません。しかしながら、舞台が閉鎖された学園都市と言う事も有ってか他作品の存在を殆ど感じさせず、非常に楽しむ事が出来ました。
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本作購入理由はイラストが好みだった事と”あらすじ”
『ニコラ・テスラ。72歳。転校生だ』から始まる口上に物凄い惹かれてしまい時間が取れたらプレイしようと購入。結局、正月休みに起動したら最後。休憩を挟みつつも、コンプリートまで一直線でしたよ
ネオンちゃんが物語を通して常に可愛い!
主人公兼ヒロイン。容姿・性格・境遇等、色々な要素が自分好みにハマってて素晴らしい。マスター・テスラと婚外同棲して、もどかしい生活を送る日々とか良いシチュエーションですね。そしてネオンを通して見る、マスターの理解不能さも堪りません。
自称72歳の主人公兼ヒーロー マスター・テスラ
若おっさん最高じゃないか! 技の名前が恥ずかしくても、普段から恥ずかしい事を沢山言ってるから大丈夫。なのに巨大ロボは「超電磁形態」とか、ストレートなネーミングセンスのマスター素敵! ネオンと併せて最高のカップリングでした。
一本道+αのストーリー展開はとても気に入りました
物語の結末は一つの方がわかりやすいので、マルチエンディングは好きじゃない。だけど完全一本道はゲームと言えるのか……と思うのですが、全選択肢不正解で次章へ進めず、代わりに正解数によって追加エピソードが見れると言う仕様は良かったです。
終盤はあっさりながらも高評価
序~中盤。キャラを掘り下げる為に各話が濃いのに対して、解決に向かい始めるとサクサク物語が進んだ印象。もう少しジックリと見せて欲しいシーンや、急ぎ足に展開が進んだように見える部分も有りました。
もちろん素晴らしいシーンや、驚くような展開も沢山有って差し引きするとプラス。それでも、もっと沢山の物語を見たかったと思うのは、作品に対する評価が高いからでしょうか?