共闘甲子園 決勝大会 レポート

 東京ゲームショウ2014で開催された「共闘甲子園 決勝大会」に参加してきました。メインで練習したフリーダムウォーズは対戦タイトルに選ばれませんでしたが、代わりにソウルサクリファイスをプレイ。残念ながら負けてしまったものの、前夜祭や他チームとの交流も有って面白いイベントでした。

運要素も強いランダムタイトルによるトーナメントマッチ

 1戦毎にタイトルをくじ引きで決定する対戦形式。全タイトルを完璧にクリア出来れば文句無しですが、練習期間も短かったため、練習量は各チーム各タイトルバラバラです。うちは練習不足気味のソルサクで戦って1回戦敗退。完全に実力負けの結果でした。得意なタイトルを引けるかどうかも重要。

 決勝で負けたチームが敗者インタビューで「他のタイトルなら勝てた」と発言していましたが、それならうちのチームもフリーダムウォーズを引けば負ける気はしなかったし、他のチームだって自信のあるタイトルなら違ったでしょう。そこまで含めてレギュレーションって考えないと楽しめない。運も実力のうちです。

もう少し整えて欲しかった共闘ギルド特待生チームの挑戦環境

 知り合いが参加していた特待生チーム。色々と話を聞いたところ、他のチームに比べて不利な要素が多くて、かなり苦労していたようです。決勝進出者は未公表。運営側から参加者同士の連絡方法すら用意されなかったので、集まって練習できた時間は一晩だけでした。

 前述したように対戦タイトルもランダムとなるため、フリーダムウォーズで集められたメンバーが決勝では討鬼伝で対戦となりました。この練習時間と対戦形式では、ちょっと優勝が遠すぎます。せっかく別枠チームを用意するのなら、公平に他チームと近い環境で挑めるように調整して欲しかったです。

直前でソルサク・GE2にレギュレーション変更が発生

 今回は春の単独イベントと違い、大きなイベントの一部になっていたので時間枠は1時間半。それに対して運営のレギュレーションが厳しく、事前に提出したクリア時間申告では枠内に収まるか怪しかったために発生しました。なるべく結果に影響の出ない範囲でプレイヤー側の底上げになります。

 そもそも運営がレギュレーションを決めた際に計算したクリアタイムに対して、参加者側の実力・練習不足によって発生したレギュレーション変更なので不甲斐ないばかりです。実際、うちらのチームが申告したソルサクとGE2のクリア時間は酷い数字でした……

運営側から話を聞くと、向こうも大変だと感じた部分もありました

 例えばうちのチームは予選で見学者が飛び込み参加しての7人チーム。決勝では1戦しかしなかったので、3人はプレイすること無く終わりました。しかし、4人チームしかエントリー出来ない予選では参加するだけでも大変。5人以上や少人数・単独でも参加出来るようにすると、どうしても5人以上のチームが発生します。

 特待生チームの苦難も、個人情報の関係などで横の繋がりを用意するのは困難。遠方の人も居るので事前に集まる場を作ることも出来ません。予選会場へ行けない地域に住んでいる方でも参加出来るチームを用意した代わりに、優勝へのハードルも高くなってしまったようです。確かに、この辺りの調整は難しいですね。

さいごに

 思い残すことが無いと書いてしまえば嘘になりますが、経験としては面白いイベントでした。前夜祭では、吉澤Pや本村Pと話す機会も有って楽しかったです。参加された方、観戦された方。運営されたスタッフの方々、本当にお疲れ様でした。また機会があれば頑張りたいです。