【Switch】販売されているゲーム4,067本の年齢制限についてまとめてみました

　この記事では、Nintendo Switchで発売されたゲームの年齢制限（CERO/IARC）についてまとめています。

　「My Nintendo Store」で販売されている約4,000本のデータを抽出して、内訳や気になる点を書き出してみました。

年齢制限（CERO/IARC）とは

　Nintendo Switchで販売されているゲームは、「CERO」、または「IARC」のレーディング審査を受けて発売されています。「CERO」が日本独自の年齢制限なのに対して、「IARC」は海外法人による国際的な年齢制限です。

　「IARC」はダウンロード専売タイトルのみが対象ですが、審査結果を基準に、加盟団体の年齢制限にも変換される特徴を持っています。残念ながら「CERO」は加盟していないため、「My Nintendo Store」では2つの年齢制限が混在して販売されている状況です。

　詳細に関しては任天堂の公式サイトにも掲載されているので、詳しく知りたい方はご確認ください。

「My Nintendo Store」の年齢制限内訳

　基本的には、年齢制限の低いゲームほど本数が多く、制限が高くなるにつれて少なくなっています。対象とした4,067本のうち、約40%のゲームが「CERO:A（全年齢対象）」です。逆に、「CERO:Z（18才以上のみ対象）」は60本で、全体の1.5%しかありません。

　「CERO」に対して「IARC」が少ない理由については、「IARC」での国内配信を開始したのが2020年10月と、最近である点が挙げられます。とはいえ、抽出したタイミングが2021年11月なので、約1年で933本ものタイトルが発売されており、増加はかなりのハイペースです。最近のダウンロード専売タイトルは大半が「IARC」なので、将来的には本数が逆転するかもしれません。

ちょっと珍しい「教育･データベース」タイトル

　僅か19本ですが、「教育・データベース」という区分が存在します。ほとんどは簡単な算数･国語･英語を学べるタイトルで、「プチコン4 SmileBASIC」「ナビつき！ つくってわかる　はじめてゲームプログラミング」といったプログラミングソフトも含まれていました。音楽制作スタジオ「KORG Gadget for Nintendo Switch」もこの区分です。

マイルドにして年齢制限を落とした「NINJA GAIDEN」

　「CERO:Z（18才以上のみ対象）」の「NINJA GAIDEN: マスターコレクション」に対して、「CERO:D（17才以上対象）」の「NINJA GAIDEN: マスターコレクション Version D」が販売されています。後者は、残虐シーンをマイルドにしたバージョンとされており、扱いの厳しい「CERO:Z」を避けた形です。

　「My Nintendo Store」で同様の販売方式を行っているゲームは他になく、複数の年齢区分で販売している唯一のタイトルになっています。

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