【マッハストーム】プレイ感想

ドームスクリーン型 戦闘機シューティングゲーム

 「戦場の絆」のドーム型筐体を流用したアトラクション・シューティング「マッハストーム」をプレイ。昨年末からアーケードで稼働していたのですが、設置店舗が圧倒的に少なくて希少な作品です。いつのまにか近所のゲームセンターに1台設置されたので、早速と言うには少々遅いですが遊びに行ってきました。

フライトシミュレーターでは無く、レールシューティング

 バンダイナムコゲームス開発の戦闘機シューティングと言うことで、どうしてもエースコンバットを連想しますが、全く違う作風となっています。本作では戦闘機自体の操作はオートで行われ、プレイヤーが動かせるのは加速・減速と照準のみとなります。ゲームセンターで気になった人が気軽に遊べるシンプルさの反面、自由度は少ないという印象。

 もちろん、照準の移動と共に機首が動いているように感じる映像や、進行方向へ逃げる敵機を追って撃墜する展開の連続で、飛行していると言う雰囲気はしっかり演出。レバーやシートの振動、送風ファンと言った様々なギミックによってプレイヤーは臨場感を得られる。公式では「ゲーム」とも書かれていますが、どちらかと言えばアトラクションの色が強いです。

繰り返し遊ぶ要素は少ないが、1度は体験を薦めたい

 合計3プレイ。初級面と上級面を2つ遊んできましたが、1プレイの時間は2-3分程度。上級面でも簡単にクリア出来る内容で、筐体単独のスコアランキングしか用意されていない為、クリアしたステージを再度遊ぶ気にはなりませんでした。しかし、興味本位で1.2回プレイしてみる遊技としてはよく出来ていると思います。

 視界全面に広がるドーム型スクリーンの迫力。様々なギミックによって飛行していると感じさせる演出などは、なかなか味わうことの出来ない体験です。また各ステージの最後はボスステージになっており、東京ステージではエースコンバット6のアイガイオンが登場すると言った、エースコンバットファンならば相当に盛り上がる展開も用意されていました。