この記事では、ゲームの「グリッチ」について解説していきます。「チート」との違いも説明しているので、併せて参考にしていただければ幸いです。
「グリッチ」の意味とは
ゲームの「グリッチ(glitch)」とは、バグや仕様の穴を利用する行為です。特定の操作を行うことで、ゲームの状況や結果を意図的に操作したり、通常のプレイでは起こりえない現象を発生させたりと、様々な種類が存在します。開発側が用意している物も含めて、「裏技」と呼称される場合も多いです。
シングルプレイ・オフラインゲームの場合、基本的に「グリッチ」はテクニックや面白ネタとして扱われます。特に、クリアまでの時間を競う「RTA」の「Any%(何でもあり)」カテゴリでは、積極的に捜索・活用されている行為です。バグを利用する性質上、アップデートで修正されてしまうことも少なくはありません。
マルチプレイ・オンラインゲームでは、処罰の対象になる場合があるので、利用には注意が必要です。グリッチに興味があっても、個人で完結する範囲内で楽しむ。または、グリッチが許可されたルールの中で利用することが推奨されます。
「グリッチ」と「チート」の違い
ゲーム内のバグを利用する「グリッチ」に対して、「チート」はゲームにおける不正行為全般を指します。代表的なのは、外部ツールを利用してゲームデータを改ざんする「ソフトウェアチート」です。高性能な周辺機器を利用する「ハードウェアチート」なども存在します。
不正行為全般ということから、「チート」の定義は広く、解釈次第では「グリッチ」も「チート」の1つに分類されます。この辺りの線引きは、「グリッチ」の内容や考え方に左右される場合も多く、明確に区別するのは難しいです。
例えば、お金が増殖する「グリッチ」と、データを改ざんしてお金を増やす行為は、結果だけを見れば変わりありません。これを『前者はゲーム内に存在する方法だからセーフ』と考えるか、『どちらも不正行為でお金を増やしているのでチート』と考えるかは、人それぞれです。
グリッチの一例を動画で紹介
[ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド]グリッチ集
[BIOHAZARD RE:2]壁抜け
[ゼルダの伝説 風のタクトHD]ハイラル城 バリアスキップ
[SEKIRO]Air swim