ジャンル | ドラマティック討伐アクション |
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ハード | PlayStation 4 PlayStation Vita |
発売日 | 2015年10月29日 |
発売元 | バンダイナムコエンターテインメント |
開発元 | シフト |
公式サイト | リンク |
プレイ時間 | ストーリークリアまで30時間 |
5年の時を経てリメイクされたシリーズ原点「ゴッドイーター リザレクション」のレビュー記事です。
それぞれ拡張版が発売されているとはいえ、ナンバリングでは2作品しか出ていない状態でのリメイク作品。少し発売が早い印象を持っていたのですが、GEB・GE2両作品のシステムを融合させつつ、敵味方に新しいアクションを追加することで、リメイクながらも新しい作品に仕上がっています。
『原点にして最新』と謳うだけあって、初めての人からシリーズファンまで、幅広いユーザーが楽しめる作品です。
目次で流し読み
シリーズ初心者・GEB未プレイの人にはおすすめの良作
GEBのストーリーをきれいな映像で楽しめることに加えて、GE2から一部のシステムを継承。更に「プレデタースタイル」など本作だけのアクションも追加されています。難しすぎず、遊びごたえは十分とゲームバランスも整っており、旧作以上に遊びやすかったです。
先日まで放送されていたアニメで興味を持ったり、GE2から始めてGEBを未プレイという方は、遊ぶ良い機会だと思います。
GE2の派手な演出・システムに慣れていると序~中盤は退屈
ブラッドアーツ・ブラッドレイジのないゴッドイーターは、こんなに地味だったのかと痛感しました。装備引継ぎもなく、全てを1から作り直す作業が倦怠感を助長します。ストーリーも映像がきれいになった以外は基本的に同じなので見覚えの有るシーンばかりです。ちなみに体験版は途中で積みました。
選択肢が増えることで見えてくるGERの面白さ
「プレデタースタイル」の捕食アクションと「制御ユニット」が増えていき、自分好みの戦い方を確立できるようになると、一気に面白くなる中盤以降。各要素の解放された「プレデタースタイル」は、どの武器でも使える汎用ブラッドアーツ&簡易ブレッドレイジという感触です。ブラッドアーツなしでは退屈だと感じていた私が、いつの間にか「プレデタースタイル」無しでは戦えなくなっていました。
もちろんアラガミ側もアクションが追加・強化されており、見慣れた相手ばかりですがマンネリは回避しています。特に、ディアウス・ピターの進化は、慣れるまで追い回されて少しトラウマです。
GE/GEBの後日談となる新作アフターストーリー
リンドウさんを中心として展開するGEBに対して、GERはソーマとシオが好きな人にはたまらないストーリーでした。道のりは長いですが、シリーズファンなら遊んでおきたいところです。他にも、エリナがイベントを経てサポートキャラクターに選べるイベントも用意されています。
さいごに
リメイク作品ということで発売当日まで購入を迷っていましたが、実際に遊んでみると、買って良かったと言える作品でした。ストーリーミッションは終わっても、今後は無料アップデートも実施されていくとのことなので、ゆっくり装備を調えながら長く遊んでいこうと思います。