私自身の備忘録と知識整理を兼ねて、ゲームジャンルに使われている略称の意味と読み方をまとめました
RPG
- 正式名称:Role Playing Game
- 読み方:ロール プレイング ゲーム
ロールプレイは日本語に翻訳すると「役割を演じる」となり、ジャンルとしては広い意味を持っている。ゲームシステムを明確に指し示していないため、「アクション」や「シミュレーション」といった他のジャンルと複合することが多い。
ACT
- 正式名称:Action Game
- 読み方:アクション ゲーム
リアルタイムでキャラクターなどを操作するゲームに用いられるジャンル。「ACG」と略される場合もある。グラフィックの種類によって、「2D」「3D」などの表記が付け加えられるパターンも存在する。
SLG
- 正式名称:Simulation Game
- 読み方:シミュレーション ゲーム
何らかのテーマ・役割を疑似体験するゲームに用いられるジャンル。「SIM」と略される場合もある。「RPG」と同様に広い意味を持っており、「戦略」「恋愛」「育成」など、ジャンルを補足する単語が付け加えられることが多い。
ADV
- 正式名称:Adventure Game
- 読み方:アドベンチャー ゲーム
テキストによる会話を中心に進行するゲームに用いられるジャンル。「AVG」と略される場合もある。「アクション アドベンチャー」など、他のジャンルと複合していると、「冒険」という意味で付けられているパターンも存在する。
SPG
- 正式名称:Sports Game
- 読み方:スポーツ ゲーム
何らかのスポーツを題材にしたゲームに用いられるジャンル。「SPT」と略される場合もある。題材としているスポーツ名をそのままジャンル名にしているタイトルや、「シミュレーション ゲーム」に属するタイトルも多く、意外と「スポーツ」というジャンルで販売しているゲームは少ない。
PZL
- 正式名称:Puzzle
- 読み方:パズル
課題や問題をクリアしていくゲームに用いられるジャンル。「PUZ」と略される場合もある。アクション性が高いゲームは、「アクション パズル」と称されることもあって、落ち物ゲームもこちらに分類される。
RCG
- 正式名称:Race Game
- 読み方:レース ゲーム
乗り物を操作して、順位を競うゲームに用いられるジャンル。「RCE」と略される場合もある。
FTG
- 正式名称:Fighting Game
- 読み方:ファイティング ゲーム
対戦格闘ゲームに用いられるジャンル。国内では基本的に「対戦格闘」と表記されて、略すとしても「格ゲー」になるため、「FTG」という表記を見かけることはほとんどありません。
STG
- 正式名称:Shooting Game
- 読み方:シューティング ゲーム
飛び道具をメインに敵を倒していくゲームに用いられるジャンル。「SHT」と略される場合もある。グラフィックによって、「横スクロール」「縦スクロール」という表記が付け加えられるパターンや、FPS・TPSといった異なる略称が付けられるゲームも存在する。
FPS
- 正式名称:First Person Shooter
- 読み方:ファースト パーソン シューター
一人称視点でプレイするシューティングゲームに用いられるジャンル。飛び道具がメインではないが、一人称視点でプレイするゲームに複合で付けられる場合もある。
TPS
- 正式名称:Third Person shooter
- 読み方:サード パーソン シューター
三人称視点でプレイするシューティングゲームに用いられるジャンル。
RTS
- 正式名称:Realtime Strategy
- 読み方:リアルタイム ストラテジー
リアルタイムで進行する戦略ゲームに用いられるジャンル。ただリアルタイムというだけでなく、操作量や判断力を要求されるゲームに付けられる場合が多いです。
MOBA
- 正式名称:Multiplayer Online Battle Arena
- 読み方:マルチプレイヤー オンライン バトル アリーナ
複数人のチーム同士でリアルタイム進行の対戦を行う「RTS」のサブジャンルです。RTSと違い、1人で操作するのは1キャラクターのみとなっており、個人のプレイヤースキルだけでなく、チームとしての連携が求められます。
MMO
- 正式名称:Massively Multiplayer Online
- 読み方:マッシブリー マルチプレイヤー オンライン
大規模参加型のオンラインゲームに用いられるジャンル。基本的にはRPGと複合して付けられることが多い。大人数が直接サーバーに同時接続するのではなく、ロビー形式のチャットルームなどを挟む場合は「MO(Multiplayer Online)」に分類される。
さいごに
今回は、英文字略称が存在するゲームジャンルのみをピックアップしましたが、ジャンル付けに決められたルールは存在しないため、タイトル別で見ると非常にユニークなジャンルも沢山あります。面白おかしいジャンルをまとめた記事も執筆しているので、興味のある方はチェックしてみてください。