体感では判別しにくい属性ダメージの差違を検証してみました。結論から言えば、作成の手間や汎用性を考慮すると属性均等がイチオシ。次点で2属性特化です。1属性特化は、弱点属性に対する威力だけ高い。しかし、デメリットや汎用性の無さと釣り合う威力かと言えば微妙なところです。
検証方法
バーバラ’s・イージーギアP Lv10 威力2895 鳥籠(特大)
各属性特化・2属性(氷&Will’O)・属性均等の合計6本を用意
- 属性均等[ALL33]
- 氷&Will’O[50:70]
- 火属性[100]
- 氷属性[100]
- 雷属性[100]
- Will’O[100]
ボランティア[7-8]にソロ出撃。アクセサリは待機指示。宵闇[弱点:氷 耐性:雷 通常:火・Will’O]に対して、回転攻撃後の隙に鳥籠張り付き。撃破まで0距離射撃を続けて必要弾数を計測。同様の手順を5回繰り返した平均値で検証しています。5発以上の外れ値は除外。端数は切り上げです。耐性属性のみ、途中でAMMOパックによる補充有り。
ブースター無し
属性 | 撃破弾数 |
---|---|
属性均等[ALL33] | 171 |
氷/Will'O[50:70] | 161 |
火属性[100] | 174 |
氷属性[100] | 159 |
雷属性[100] | 221 |
Will'O[100] | 167 |
最小弾数は弱点:氷属性の159発。対して耐性:雷属性は221発と約1.4倍の弾数が必要です。耐性属性の威力減少率が異常に高く設定されています。弱点・耐性どちらでも無い火属性とWill’Oに関しては、1パーツに集中攻撃すると属性効果の影響でWill’Oの方が総合ダメージは高いです。
氷/Will’Oが氷属性特化と同等の威力になっているのは、属性合計120に加えてWill’Oの属性効果が発動している結果です。均等も属性合計は132と高いですが、耐性属性も増えているので通常属性と同程度の威力でした。今回は氷弱点の敵で検証していますが、敵の弱点・耐性が変わると属性効果の影響で若干の誤差は発生します。
アタック+
属性 | 撃破弾数 | 差弾数 |
---|---|---|
属性均等[ALL33] | 155 | -16 |
氷/Will'O[50:70] | 146 | -15 |
火属性[100] | 157 | -14 |
氷属性[100] | 145 | -14 |
雷属性[100] | 203 | -18 |
Will'O[100] | 154 | -13 |
ほぼ同等に撃破弾数が減っているので、アタック系ブースターは属性ダメージに影響していないようです。
エレメント+
属性 | 撃破弾数 | 差弾数 |
---|---|---|
属性均等[ALL33] | 167 | -4 |
氷/Will'O[50:70] | 153 | -8 |
火属性[100] | 168 | -6 |
氷属性[100] | 155 | -4 |
雷属性[100] | 236 | +15 |
Will'O[100] | 163 | -4 |
弱点特価でも、同コストのアタック+に比べてブースターの影響が小さい。しかも、耐性属性に関しては撃破弾数が増加する結果となっています。属性ダメージ検証以前に、コストを5も使って付ける価値が存在するのか怪しいブースターです。
さいごに
本来なら複数属性も合計100で統一するべきですが、モジュラーで伸ばす余地が残っている点も複数属性の魅力だと考えて1モジュラー分だけ強化しました。単一属性の極端なメリット・デメリットに対して、平均的に強くて汎用性も高い属性均等。Lv10の武器を初めて作る方には後者がおすすめです。
もちろん1属性特化も作って損は有りません。特に7-5,8-2,8-5といった大型が1体だけ登場するボランティアでは特化の強さが発揮されます。今後、単体で高い性能を持ったアブダクターが登場した際には活躍するので、時間に余裕が有れば用意しておくと貢献が楽になる事は確かです。