【ECHO OF SOUL】フォーカスグループテスト 参加レポート

 ハンゲームの新作オンラインゲーム「ECHO OF SOUL」のフォーカスグループテストに参加してきました。全国5都市のネットカフェにてクローズドβテスト・正式サービスに先駆けてゲームをプレイ。アンケートやヒアリングを介して、ゲームコンテンツに対する意見を収集する完全招待制のイベントとなっています。

 正直言って、作品に対する興味は薄かったです。公式のイラストが好みでチェックしていた程度。しかし、サービス開始前に店舗でテストイベントを開催するのは面白いと感じて応募しました。

最初の1時間はチュートリアル・フリープレイ

ECHO OF SOUL

 約2時間半のイベントは3部構成となっており、最初の1時間は自由に遊ぶことができました。イベントの受け付けが開催1時間前から行われており、早く会場に入った方は最大で2時間も遊べる計算です。私は30分前くらいに入ったので、チュートリアルからLv10辺りまで通してプレイしました。

 全部で5種類のクラスに加えて、それぞれ2つのスタイルが選べるため、実質10種類のクラスが用意されている本作。髪型など標準的なカスタマイズは用意されているものの、クラスの性別が固定という点は気になりました。私は後衛職の女性キャラが好みなので問題なかったですが、男性キャラで後衛職が存在しないのは自由度が不足しているように感じます。

 ゲーム進行はクエスト形式で、ポイントを割り振ってのスキル取得やインスタンスダンジョンなど、一昔前のMMORPGという印象。クエストナビゲーションが分かりやすく、序盤は用意されたレールに沿っていけばサクサクと遊べました。操作面もテンプレ通りで、他のMMORPGを遊んだ経験が有れば説明を読まなくても困りません。逆に言えば、飛び抜けた要素が存在しない作品でした。

ソロ・パーティー インスタンスダンジョンで本格体験

ECHO OF SOUL

 フリープレイ終了後は運営が用意したキャラクターでインスタンスダンジョンに挑戦。最初にソロダンジョンへ挑みましたが、単純に敵を倒すだけでなく、ギミック操作や飛び石を渡っていくアクションも存在。ソロ向けクラスを選んでも少し難しかったように感じます。

 パーティーダンジョンでは、事前に5人組を作って職業分けを実施。回復専門職が存在しないため、取りあえずタンク役さえいればパーティーが成り立つのは楽ちんです。全員がヒールスクロールで回復職を兼ねるため、タンクのHP管理が不明確になるのは怖かったものの、突っ込みすぎたりしなければ安定して進むことができました。1ダンジョンを約40分掛けてクリア。久しぶりのMMORPGだったので必死になっていたら、戦闘中のスクリーンショットを撮り忘れてしまいました。

良くも悪くもMMORPGのテンプレート

 標準的なMMORPGの魅力は備えているが、ここが魅力だと言う部分も少なかったです。たくさんのオンラインゲームが発売されている中で、インパクトに欠けているのは不安材料でした。しかし、変に偏っていないためMMORPG初心者には勧めやすいと思います。グラフィックが安っぽい点も、低~中スペックのユーザーでも遊べると考えれば有利に働くかもしれません。

 公式サイトでも「MMORPG本来の楽しさを追求」と公言。全国でグループテストを開催して、意見を直接ヒアリングするなど力を入れて取り組んでいるため、今後の展開次第では化ける可能性も高いと思います。

参加特典はUSBメモリとTシャツ、ウェブマネー3,000円分

 他にも抽選特典が多数用意されていました。掲載しているスクリーンショットは、プレイ中に撮った物を特典USBメモリで持ち帰った物です。撮影自由。持ち帰るための媒体まで用意されており、記事を書くのに助かるイベントでした。

さいごに:クローズドβテスト参加者募集中

ECHO OF SOUL クローズドβテスト

 募集期間は6月8日まで、開催期間は6月10日~6月15日です。ハンゲームIDを用意して応募さえすれば全員参加できるので、興味の湧いた方は応募して、実際に遊んでみることをおすすめします。