【クリムゾンドラゴン】クリア評価・レビュー

総評
パンツァードラグーンを意識して購入するとガッカリしてしまう中途半端なレールシューティング
良かったところ
美麗なグラフィック
悪かったところ
操作性の悪いレールシューティング
最後までよくわからないストーリー
1
C-
ジャンル レールシューティング
ハード Xbox One
発売日 2014年9月4日
発売元 Microsoft Studios
開発元 Grounding

 2年以上も楽しみにしていたのにガッカリ

パンツァードラグーンの流れをくむXbox One「クリムゾンドラゴン」 当初は360での発売を予定しましたが、国内配信直前で延期。ハードの発売が遅かった影響で、最終的に日本では2年越しの発売となった本作。期待をしてプレイしてみたものの、何も褒める部分の無い凡作でした。

気持ちよさを全く感じられないレールシューティング

溶岩ステージ

 ステージは変われど、敵を殲滅・ノーダメージ・マーカー回収等チャレンジの組み合わせが変わるだけの似たようなミッションの連続。しかも操作性がとても悪い。偶にボス戦も存在しますが、そこではフリーフライトに切り替わって自由に飛行可能になります。ここの操作性は通常モードより酷く、耐えがたいモノがありました。

 ドラゴンには成長要素やスキルカスタマイズも存在。こちらは無駄に種類だけ多くて、面白さに繋がっていない要素。海外作品のローカライズと言う事も有るかもしれませんが、色々と説明不足な部分も多かった。唯一良かったと思う点は、フィールドを飛行するドラゴンがとても絵になっていたことくらい。

よくわからないまま、盛り上がらずに終わるストーリー

ストーリー

 ストーリーは「無かった方が良かったんじゃないか」と疑う内容。キャラクター達の言ってることは殆ど意味の無い会話であり、一部の伏線は活かされないままに未回収。最後の最後にトンデモナイ展開が待ち受けるが、プレイヤー視点からだと”どうでも良いこと”でした。今までの頑張りを台無しにされて終わる凄い結末。

さいごに

クリムゾンドラゴン

 ストーリークリアまでに4-5時間とボリュームが少なかったのは、どちらかと言えば救いでした。現在、期間限定でゴールドメンバー向けに無料配信中。試しに遊んでみるならともかく、普通に購入してプレイするのはおすすめしにくい作品です。パンツァードラグーンの思い出は、綺麗なままで残しておきましょう。