ジャンル | クライマックス・アクション |
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ハード | Wii U |
発売日 | 2014年9月20日 |
発売元 | 任天堂 |
開発元 | プラチナゲームズ |
公式サイト | リンク |
セクシーでサディスティックなアクションゲーム、ベヨネッタシリーズ最新作「ベヨネッタ2」のレビュー記事です。
髪をバッサリ短くして、大きくイメージチェンジしたベヨネッタ自身とは対照的に、作品の内容は前作と変わらぬ面白さで高評価レビューとなります。
常に爽快感溢れる「∞クライマックス・アクション」は健在
息つく暇も無いハイスピードアクションはそのままに、全ての攻撃が召喚攻撃になる「アンブラン・クライマックス」が任意のタイミングで発動可能に変化。アクションの基点が「ウィッチタイム」と言う点は変わらないため、変化に乏しい事から若干マンネリ気味では有るが、前作同様の面白さを秘めている。
WiiUのGame Padにも完全対応。コントローラー操作に飽きたら、タッチパネルで操作して気分転換する事も出来ます。オマケ程度に考えていた操作法でしたが、これが意外と面白い。敵をタップすると攻撃。スワイプすると回避など直感的で解りやすく、コントローラーに比べて精度は落ちるものの、不自由なく操作可能でした。
前作が同梱されているので安心の続編ストーリー
完全に前作からの続き物として作成されている事に加えて、作中に補足説明が一切用意されていないため、未プレイでは最初から最後まで置いて行かれてしまう展開になっています。しかし、本作は前作のWiiU版が標準で付いてくるスペシャルパッケージとなっているので、未プレイの方や、前作の内容を忘れた方でも安心です。
シリーズ作品にありがちな”これまでのあらすじ”を気にする必要の無い本作では、序盤から物事がスピーディーに進んで行く。これまでの常識を覆すアッと驚く展開。現在と過去を行き来して、前作では知る事の出来なかった真実に触れるなど、前作プレイ前提の同梱パッケージで有ることが上手く活かされています。
様々な意味で過激なシーンが満載のイベントムービー
CERO:D(17才以上対象)も納得のセクシャル&暴力表現。相手が人外だからこそ許される残虐な殺戮シーンや拷問攻撃の数々。扇情的なポージングや攻撃時の脱衣も相変わらずの脱ぎっぷりで、ギリギリ下品じゃ無い範囲で格好いいんだから色々と堪りません。
大魔獣召喚時の味方として登場した悪魔が、今作では敵としても登場。天使と同様に用意されている登場ムービーや書物風カットインは見応え抜群です。キモ神々しいお喋り天使に対して、キモ禍々しい悪魔はほとんど喋らず、キモい以外は正反対。上手く棲み分けされていて、演出の幅が広がっていた点も好評価。
さいごに
今回はストーリーや基本アクションを中心にしたレビューとなりました。他にも、衣装やスキルのカスタマイズ・ネットワークを経由してのマルチプレイ要素も存在。前作・新作と2本分遊べるだけで無く、奥深く遊びごたえのある作品に仕上がっています。シリーズとして魅力が高く、今後の展開にも期待したくなる1本でした。