【Atmoph Window 2】DEATH STRANDING Edition Passの紹介と評価

 様々な風景を映し出すガジェット「Atmoph Window 2」とDEATH STRANDING Edition Passを購入したので、3ヶ月使用してみての評価を紹介と併せて書いてみました。

 綺麗な設置や価格面でハードルが高いものの、「DEATH STRANDING」のファンアイテムとしては、非常に満足を覚える製品です。

「Atmoph Window 2」とは

 「Atmoph Window 2」は、世界中の様々な風景を画面に映し出すガジェットです。2023年1月時点で1,500種類以上の風景が配信されています。

 風景の種類は多岐に渡り、現実に存在する風景だけでなく、仮想現実やアニメ・映画・ゲームの風景も豊富です。

 自分で選んだ風景・プレイリストを映すだけでなく、おまかせで時期・時間に合わせて変化する風景を楽しむこともできます。

「DEATH STRANDING Edition Pass」とは

 独特の世界観で描かれる「DEATH STRANDING」内の風景を映し出せるコラボ風景です。

 2つのセットが販売されており、「時雨の廃墟」「K4南配送センター」「ビーチ」など、各5種類の風景が用意されています。

 「BRIDGES」をイメージしたフレームも用意されており、内外ともに「DEATH STRANDING」に染め上げることが可能です。

本体価格は6~16万円と高価な製品

 「Atmoph Window 2」は、最も安価なBasicモデルでも約5万円と高価な製品です。

 「DEATH STRANDING Edition Pass」とセットモデルの場合、1台で56,980円、3台セットで157,740円に加えて送料が発生します。

 ちなみに、DEATH STRANDINGの風景は全てパノラマ対応のため、購入するなら3台セットを強く推奨です。

 一部のモデルは楽天市場等でも販売されていますが、「DEATH STRANDING Edition」は公式通販限定で定価購入しか行えません。

 一応、紹介リンクを経由すれば1,500円の割引を受けられます。

綺麗に壁掛けするには工夫が必要

 通信はWi-Fiに対応している本製品ですが、電源をケーブルで取る必要があるため、綺麗に飾るには工夫が必要です。ただ単に壁掛けした場合、製品の下部からケーブルが垂れ下がってしまいます。

 理想はケーブルを壁の裏に通して完全に見えなくする形です。ちょうど良い高さの家具がある場合は、掛ける位置の下に配置して、ケーブルを隠してしまう方法も挙げられます。

 私自身、発売当初は綺麗に飾れる環境がなくて購入を断念。後日、住居をリノベーションする機会があり、最初から飾る前提で設計して購入しました。

DSの風景を楽しむだけならサブスク契約は不要

 「Atmoph Window 2」の風景配信はサブスクリプション形式となっており、月額980円(パノラマ1,480円)で風景が見放題になります。

 本体価格だけでも1枚で約6万円に加えて、年間10,000円以上の課金は、高いハードルをさらに上げている要因です。

 ただし、DEATH STRANDINGの風景を楽しむだけならサブスクリプションへの加入は不要です。

 同じ風景のループ。または「Vol.1」か「Vol.2」のどちらかだけでシャッフルに限られますが、買い切りで楽しめます。

作品のファンアイテムとしては満足度が高い

 通常の風景を見るだけと考えた場合、約16万円は割高な印象ですが、「DEATH STRANDING」のファンアイテムとしては満足度が高いです。

 作品内の風景はいずれも魅力的な物ばかりで、購入から約3ヶ月経ちましたが、いくら眺めていても見飽きることがありません。

 前述した通り、サブスクリプションに加入する必要がないため、買い切りで利用できる点も好感触でした。

意外と役立つウィジェット機能

 本製品にはウィジェット機能が用意されており、画面に様々な情報を表示できます。

 時計や天気といった基本的な物から、Googleカレンダーと連携すればスケジュールも表示可能です。

 面白い物としては、同じ風景を何人が見ているかといった情報も用意されていました。

 ウィジェットの表示位置もカスタマイズ可能で、パノラマなら邪魔にもならないサイズのため重宝しています。

さいごに

 高い買い物で若干の不安はありましたが、飾る前提で部屋を設計しただけあって魅力を最大限に引き出せており、金額に見合うだけの満足感は得られました。

 「DEATH STRANDING」の世界観を日常生活でも堪能したいという方にはおすすめのガジェットです。