【妖怪ウォッチ】体験版感想:目指すはともだち妖怪100匹だ!

発売を前に体験版が配信されたので、早速プレイしてみました

 子供心をくすぐるというか、なんだか見ていてワクワクしてくる作品「妖怪ウォッチ」。子供向けにしては仕様が少し複雑で、公式サイトの説明だけではピンと来ない部分も有ったから事前の体験版配信は助かります。

15分程でゲーム内容を一通り体験出来る特別仕様

 プロローグ等は省略されて、開始時からウィスパーと一緒に行動。お姉さんのお願いで、悪い妖怪を3匹こらしめるのが体験版の目的となります。街には様々な人・妖怪が生活しているので、話しかけて情報を集めたり、妖怪レーダー・妖怪レンズを使って街に隠れている妖怪を探していきます。

 ちょっと芸が細かいなと思ったのは、街に設置されている横断歩道を赤信号で渡ると怒られたり、走り続けるとスタミナが切れるところ。悪い妖怪に取り憑かれた人の悩みも妙にリアルで生々しいので、妖怪を題材にした非日常な作品にしては何故か常識的な部分が多いと言う印象を持ちます。

悪い妖怪を見つけたら、こらしめる為にバトル開始。

 本作は少し変わった戦闘システムとなっており、セットした6匹の妖怪から3匹を同時に出して戦うのですが、自由に選ぶのではなく円形配置した妖怪を前列後列に分けて戦闘を行います。ちょっと言葉では説明しにくい特殊な作りなのでゲーム画面では無く公式の動画を見て貰うのが1番わかりやすいと思ったので掲載。

 前列に出している妖怪は自動的に敵に攻撃、更にコマンドで「わざ」を発動可能。ともだちが敵に取り憑かれてしまったら後列に下げて「おはらい」を行います。どちらも下画面でタッチペンを使って行うのですが、同時に上画面では戦闘が続くので、ちょっと戦闘が忙しすぎるようにも感じられました。

バトルの後には妖怪と”ともだち”になる機会が発生する事も

 街に居るのは悪い妖怪ばかりでは有りません。隠れている妖怪を見つけ出すとバトルになる事も有りますが、バトルの後には”ともだち”になるチャンスが発生します。こうやって沢山の妖怪と”ともだち”になっていき、妖怪図鑑を埋めてる事も本作の魅力の1つですね。もちろんバトルに出して心強い味方になって貰う事も出来ます。

目指すはともだち妖怪100匹! いいえ、それ以上!!

 体験版で遊べる時間は短いですが、ゲーム内容を体験するには充分でした。ところどころ子供だましな部分も見受けられましたが、そもそも子供向け作品なので当たり前ですね。少し不安なのは、体験版で触れた内容だけではプレイが長くなると飽きそうな感じが有ったので、製品版ではマンネリしない仕組みが用意されていると嬉しいです。