【WHITE ALBUM 2】幸せの向こう側 プレイ感想 ※ネタバレ注意

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 一年越しのネタバレ感想。PC版当時は『これをネタバレするなんてとんでもない!』と言う気分だったので、ネタバレ抜きの紹介記事を書きました。あれから一年。改めてPS3版で再クリアを記念して、今回はネタバレに遠慮せず感想を書いてみようと思います。

最初に言っておきますが”かずさ派”です!

 icでは二人に迷い、cc初回で長い道程の末に雪菜へと気持ちが流れた。今思えば、完全に制作側の思惑通りで迎えたcodaが自分の中でクリティカルヒット。衝撃的な展開と共に、かずさルートへ一直線で進もうと決心した瞬間でしたね。

感想もかずさルートの事しか語らないよ!

 順番は付けるけど、全キャラクター気に入っています。だけど全キャラ語るほど自分の気持ちに余分はありません。親友達から四面楚歌や小木曽家での一幕など、トラウマ的な思い出も多いです。それでも自分の中で最高のルートはかずさトゥルーでした。

リアルの古傷を抉るかのようだったcoda……

 ネタみたいな本当の話なんですけ、元彼女とフランスでバッタリ会った事が有ります。流石にストラスブールでは無いですが、同じ日の同じ飛行機に乗ったらしくてパリの空港で信じがたい体験をした。あの記憶が今更になってゲームの演出で蘇るとは思わなかったよ。

お陰で変な感情移入をしてしまう作品でした

 勿論、現実の方は劇的な展開や修羅場なんて物は無く。会った事をキッカケに日本に帰ってから再び遊んだ末、再度断絶するというリアルバッドエンドでした。いろいろと有りながらも、紆余曲折の果てにかずさとトゥルーエンドを迎えた春希君はおめでとう!

 私には雪菜も居なかったから、ノーマルエンドにすら辿り着けなかったよ。むしろ冬が来る度にWA2を思い出して。連動して昔の事も思い出す。予想以上に自分にとって重たい作品になりました。

PS3で追加された”未読スキップ”という選択肢がやばかったよ

 ここから「幸せの向こう側」の話。多少の変化は有りますが、基本的には既読だから余裕だと思っていたPS3版。だけど、全然そんな事は無かった。むしろ辛いシーンが来ると事前に解っているので、スキップで飛ばしたくなる誘惑から逃げるのが辛かったです。

エクストラエピソードは破壊力抜群

WHITE ALBUM 2 かずさ

 まさかの浮気エンド追加エピソード。自分の中で綺麗に終わっていた物語の壮絶な裏側を、今更蒸し返されるだなんて『うわぁぁぁ!』って気分ですよ。「泥棒猫!」 追加CGも可愛すぎて、エクストラエピソード目当てでもPS3版を購入する価値は充分有りましたね。