壮大な長編作品を予感させる全2話の体験版

 PVで一目惚れしてしまい、早期予約キャンペーンでクリアファイルを貰った後に2ヶ月の発売延期。更に体験版の公開と同時に発売延期告知など、少し肩透かしを食らってしまった本作。お陰で『来年2月の発売なら体験版を急いでプレイしなくても良いよね』なんて思い半月ほど放置していたのですが、まとまった時間が取れたので遊んでみました。

現実と夢界、独特で多彩な設定が魅力のストーリー

 現実世界の住人である主人公達7人に加えて、全八層からなる夢の世界で戦争を繰り広げている六勢力。夢界限定で発揮出来る全十種類の超常能力など、個性の有るキャラクターや詳細な世界観・設定が登場。序盤の体験版時点で内容を把握するには公式の「登場人物」や「用語説明」は必読です。

 少し回りくどい言い回しは有るものの、テキストは好みの部類。汚い言葉も沢山出てきますが、世界観というか特定のキャラクターとマッチし過ぎて居て雰囲気が凄く良いと思ってしまいました。純和風作品に見えて外人が登場していたり、超常的な夢界と学園物っぽい現実のギャップなども有って、色々な面白さが楽しめそうな作品に感じられます。

アドベンチャーゲームにしてはキャラクターや背景がよく動く

 安っぽい作品だと紙芝居という印象を持つ事も有るアドベンチャージャンル。しかし、本作はアニメーションや画面効果が多くて何度も凄いなと感じました。単純に立ち絵の配置だけでも様々なパターンが用意されており表情も豊富なので、紙芝居と言うよりも動きの少ないアニメに近い印象を受けました。

 場面によって「ウィンドウ形式」と画面全体にテキストを表示する「ビジュアルノベル形式」を使い分けているのも上手い。続けて読んでこそ雰囲気の出る長文のテキストシーンでも、ビジュアルノベル形式なら読むのが苦にならず。イラストとテキストを組み合わせて魅せるシーンでは、ウィンドウ形式で表示されるという事が栄えます。

全二話を終え、これからという所で幕を下ろした体験版

 正式なプロローグも用意されていましたが謎ばかりの伏線内容だったので、個人的には体験版部分が本編のプロローグ。公式ページの情報を読めば何となく予想出来た展開だけど、結末は予想外でした。まだ6勢力のうち2勢力は不明だし、そもそも根本的な部分で謎というか伏線が張られているので、作品のボリュームは想像も出来ないほどに長そうです。

 そして案の定、ハマった自分。冒頭にも書いた通り、プレイ前は若干モチベーションを下げ気味だったのに、プレイ後はトップページのサイドバーに応援バナーを掲載。Twitterの壁紙まで差し替えて、一気に期待度がMAXです。返した手の平を、更に返すような流れに、発売まで4ヶ月が待ち遠しいです。それにしてもプレイ後にPV2を見ると感慨深いな……

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