【魔女と百騎兵】評価・レビュー ※ネタバレ注意

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A+
総評
説明不足や使いにくいインターフェースなど不満は多いが、それを差し引いても魅力的なストーリーを推したい作品です。
良かったところ
壮大な展開を綺麗にまとめたストーリー
悪かったところ
説明不足の説明書・チュートリアル
ストレスに感じるほど出来の悪いUI

 不満を抱えながらもプラチナトロフィーまで遊びました。アクションゲームとしては三流、ストーリーは一流という評価の難しい作品。購入から2週間ほど他ゲームを挟みながらプレイしましたが、最後まで遊ばなければ判断出来なかったので「プレイ感想」抜きで直接のクリアレビューとなります。最終評価としては、良い作品だったと言えるのですが、色々と不満が有ったことも語らずにはいられません。

ストレスに感じるUIや、説明不足の説明書・チュートリアル

 多種多様のゲームシステムが用意されており、上手く使いこなさなければクリアできない難易度になっているのですが、詳細な説明が存在しません。ローディング中に便利なTIPSが50種類も用意されているとはいえ、ランダム表示なので読みたい時に確認できないという中途半端な要素です。

 多数の武器を切り替える「戦術換装」や「トレハン要素」など光るモノはあるのに、それらを操作するインターフェースが貧弱で活用するのが面倒。使いにくいカメラ操作に障害物の透過処理が無いなどストレスの発生源を挙げると切りがありません。

 しかし、そんな不満も流石に50時間プレイしていると慣れてしまいました。

伏線に次ぐ伏線の大風呂敷を綺麗にまとめたストーリー

 アクションとしてはかなり長大なストーリーです。序~中盤は覚えきれないくらい伏線が用意されているのですが、それらが回収される時に『あの時の疑問や違和感は、こういう事だったのか』と繋がる面白さ。これは最後まで遊び尽くさなければ堪能することができません。

「魔女と百騎兵」というタイトルに相応しい魔女とプレイヤーの物語

 最初はメタリカ様が嫌いでした。ダークヒーローというよりは悪役そのもので、百騎兵に対する仕打ちも酷いから働かされている感がたっぷり。だけど、100日ものあいだ眺めていると、悪逆も納得したり、成長している部分も有るんだな。と気づいて考えがだんだんと変わっていきます。そんな見事に百騎兵視点から楽しめる物語でした。

 プレイヤーの分身である百騎兵は、単に操作キャラだからでは無く、本当に向こうの世界の分身と呼べる存在でした。おかげで終盤は感情移入が凄かったです。

最終的にプラチナトロフィーを取得して満足のクリア

 プラチナといっても本作にはやり込み要素が無いので、エンディングを全て見た時点で残すトロフィーは1つだけでした。2時間ほど作業を必要とする内容でしたが、記念として取得しておこうと挑戦。アクション部分に多くの不満を持った作品ですが、それを差し引いても良いストーリーでした。