【解放少女】評価・レビュー

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総評
短いながらも遊び甲斐がある難易度の高いシューティングゲーム。
良かったところ
悪かったところ
3
B
ジャンル 3D 空爆シューティング
ハード Nintendo 3DS
発売日 2012年5月31日
発売元 レベルファイブ
開発元 グラスホッパー・マニファクチュア
公式サイト リンク

 「解放少女 SIN」を遊ぶ為の予習プレイ。2012年5月にレベルファイブより発売された「GUILD01」4つのゲームがひとつに収められた作品で、「解放少女」はそのうちの1本です。

 発売当時、知り合いが勧めていたので気になっていたのですが、来週に続編が発売すると言う事で、良い機会かと思いプレイしてみました。実際に遊んでみると、新作がADVジャンルと言うのも納得のストーリーでした。

百年後の世界を舞台にした、第2代新日本国大統領の物語

 主人公は日本なのに”大統領”と言うだけでも奇抜な設定ですが、それが女子高生で人型ロボットに乗り込んで大国と戦うトンデモストーリー。キャラクターデザインがコザキユースケさんと言うことでビジュアルも魅力的で、独特の雰囲気が有る作品です。ロープライスのセット販売では無く、最初から単品発売なら発売当時に買ってたと思う。

自機操作+タッチパネルによるシューティングゲーム

 本作は3DS版だけで無く、iOS版も発売されており、タッチパネルを多用する操作になっています。基本は敵をタッチしてロックオン攻撃するだけのシンプルなシステム。しかしながら、同時に回避行動を行う事から”タッチするだけ”が意外に難しい。無闇に攻撃し続けると防御力が低下するので緊張感も有って、忙しい操作に熱中度の高いゲームシステムでした。

1周は1時間も掛かりませんが複数難易度のやり込み要素が存在

 途中で3回ほどコンテニューしてしまい、ノーマルでも難易度は高かったです。ロープライスにしても少し短い印象ですが、クリア後も様々な条件を達成する事でギャラリーが解放されたり、スコアアタックが用意されているので、本作の魅力にハマった人は何度も繰り返し遊ぶ事が可能となっています。

 短いながらも盛り上がった展開から、先への展望が見受けられる結末となっており、続編が発売される事も納得のストーリー。プレイ前はADVジャンルと言う事が疑問でしたけど、これならADVで新作が出る事を楽しみにしている人は多そう。かく言う自分も「解放少女 SIN」の発売が楽しみになった内の一人です。