【黄雷のガクトゥーン SHINING NIGHT】評価・レビュー

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良かったところ
魅力的なキャラクターたち
悪かったところ
5
A+

コアな作品ファンの為にあるファンディスク。無印版のレビューにて、『もっと沢山の物語を見たかった』と書いたのですが、その気持ちに完璧以上に答えてくれたファンディスク「黄雷のガクトゥーン SHINING NIGHT」。ゲームの無印版だけで無く、公式ノベルアンソロジーにも目を通しておかなければ話が繋がらないと言うハードルの高いファンディスクながら、その内容は満足の一言です。

周回する事で各キャラクターの内面を覗く事が出来るゲーム構成

 ループ物ではないものの、同じ1週間を繰り返して楽しむ作りになっており、無印では深く触れられなかったキャラクターの内面まで楽しむ事が出来る作りは良かった。その仕様自体がメインストーリーに掛けられているというのも面白く感じられました。あとミニキャラが可愛くて可愛くて眺めるだけでも笑顔がこぼれそうでした。

 選択次第では、殆どのイベントを見ないままでメインストーリーが終了してしまったり、その後のイベントが消化作業になると言った問題点もありますが、その辺りはファンディスクですので細かい突っ込みは無粋ですかね。

ネオンやテスラを筆頭に、今回も魅力高いキャラ揃い

 みんなに愛されてるネオンちゃんは今作でも愛おしすぎて堪らず、普通なら失笑物の口上も、マスターが口にすれば格好いい。もちろん他の男性陣・女性陣も抜群にキャラが立っており、特にヴァルター君は、表も裏も出番があって大活躍でしたね。メイザースも個別に過去編が用意されていて栄えていた。ライヒだけは……そういえば無印でも地味だったなぁ

作品が更に好きになって、もっと見たくなったファンディスク

 本作はガクトゥーンの世界に対する満足度を大幅に引き上げてくれたのですが、まだまだ語られる物語は残ってそうで、満足なんだけど、満足しきれて居ない気分です。現時点で公開されている周辺展開は全て出尽くしましたが、今後、何かの形でガクトゥーンに触れられる機会が来れば、嬉しいなと思います。