【放課後ガールズトライブ】評価・レビュー 豪華フルボイス&イラストのバトルRPG

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総評
フルボイスで展開されるストーリーやクオリティの高い3Dモデルは魅力的ですが、ゲームとしての面白さは今ひとつの残念な作品です。
良かったところ
フルボイスで展開されるストーリー
豊富に用意されたスチル(イラスト)
コーディネートできる3Dモデル
悪かったところ
単調なプレイになりがちなバトルシステム
性能不足で使い勝手の悪いオートバトル
回復速度に対して少ないスタミナ上限
激しいバッテリーの消費

 エイチームより配信されている覚醒少女バトルRPG「放課後ガールズトライブ」のレビュー記事です。

 大塚真一郎氏によって描かれた、かわいらしいキャラクターが数多く登場する本作。フルボイスで展開されるストーリーや、クオリティの高い3Dモデルなど、イラストレーターを切っ掛けに遊び始めた自分としては大満足の作品です。残念ながら、ゲーム面の面白さは今ひとつで、早々に飽きてしまったものの、ビジュアル面だけで1ヶ月以上遊び続けることができました。

フルボイスとイラストを贅沢に使ったストーリーミッション

 豪華声優陣によるフルボイスだけでなく、各話複数枚のイラストを交えたストーリーミッションは、立ち絵の差分も多いため、かなり華やかな印象を受けます。メインストーリー以外にも、キャラクターエピソードやイベントが用意されており、コンテンツ量も十分です。なお、ストーリーミッションはスタミナ消費無しとなっており、素材収集の周回やイベントとの兼ね合いを気にせず、遊びたいときに好きなだけ遊べる点も好印象でした。

キャラクターごとにコーディネートできる3Dモデル

 ホーム画面や戦闘で登場する3Dモデルは、全キャラクターがコーディネート可能です。各種コスチュームは、主にガチャやクエストから入手することになります。低レアリティの物まで含めると、種類はかなり多いです。レアリティによって性能差はあるものの、戦闘用と見た目を個別に設定できるため、ステータスなどを気にすることなく、自分好みのコスチュームで遊べます。

キャラクターにこだわらなければ優しいガチャの仕様

 ガチャの確率は明示されていないですが、コスチュームが排出されるガチャは、「10連ガチャ」を何度か回せば、高レアリティのコスチュームが1着は手に入る仕様になっています。ガチャによって必要回数が変化するため、それなりに課金が必要な場合もありますが、確実に手に入るのは安心です。

 ただし、コスチュームはキャラクターごとにわかれているため、お気に入りキャラクターの新しいコスチュームを狙い続けるなら、課金は必須という印象です。幸いにも、キャラクターの差は見た目だけなので、手に入ったコスチュームに合わせて、いろいろなキャラクターを楽しむスタイルなら、無課金~微課金でも十分に楽しめます。

単調なバトルシステムと使い勝手の悪いオートバトル

 最大4人のチームで行う戦闘は、敵味方の順番や発生する待ち時間に注意しながらコマンドを選んでいく、ウェイトターンバトル形式です。コマンドは装備している武器ごとに3種類設定されており、コスチュームによって発生する自動スキルと併せて、様々な組合せのチームを作ることができます。

 装備の種類が多く、チーム編成時に考えることは多いのですが、戦闘中は毎ターン3択を行うだけの単調なプレイになりがちなのは残念でした。オート機能が用意されており、倍速モードと併せることで高速周回はできるものの、適当なコマンド選択で低難易度にしか通用しないAIも更に残念です。遊び続けて高難易度に達すると、手動で単調なプレイを繰り返すことになるため、一気に飽きてしまいました。

回復速度に対して少ないと感じてしまうスタミナ最大値

 スタミナの回復速度は3分につき1と比較的早めです。繰り返し挑戦するミッションの多くは25~30消費のため、1時間強で1プレイのスパンで遊ぶことになります。これに関しては、多すぎず少なすぎずの程よいバランスです。しかし、スタミナの最大値が回復速度に見合っていない点が気になりました。

 1ヶ月ほど遊んだ時点で、最大スタミナは約90でした。ピッタリ0まで使い切っても、5時間とかからず最大回復です。もちろん、毎回0まで使い切ることはできないため、実際に最大回復する時間はもっと短いです。私はスタミナを無駄にしたくないタイプなので、少ないスタミナ最大値は、地味にストレスでした。バッテリーの消費も激しいため、外出中にプレイしにくい点も拍車をかけます。

さいごに

 単調なバトルシステムには目をつむって、遊び続けることで最大スタミナは緩和されるかと1ヶ月プレイしましたが、ランクアップによる上昇量も少なく、印象が変わることはありませんでした。それでもビジュアル面だけで1ヶ月も楽しめた点は、十分に評価できます。ライトに遊ぶだけなら楽しみやすい仕様がそろっているため、ビジュアルに惹かれて興味を持った方には、おすすめしやすい作品です。